- 基調講演スピーカー

李御寧 (イ・オリョン)

- Joongang Daily(中央日報)顧問
- 前韓国文化部長官

Jose Ramos Horta (ホセ・ラモス・ホルタ)

- 1996年ノーベル平和賞受賞者
- 東ティモール外交長官
金紅男 (キム・ホンナム)

- 梨花女子大学美術史学科教授
- 韓国国立民俗博物館館長
松園万亀雄

- 国立民族学博物館館長(日本・大阪)

- フォ一ラム會議


- UNESCO無形文化遺産審査委員
- 東国大学(ソウル)教授
Richard Kurin (リチャード・キュリン)

- スミソニアン・インスティテュート民俗文化遺産センター所長(米国ワシントン)
- スミソニアン・フォークライフ・フェスティバル監修者



自然環境と社会環境の中に生きて、人は生の連続性を多面的に表す有形・無形の文化遺産を創造してきました。

周知のように、研究、共同体の開発、文化遺産の解釈、一般市民の教育の場として博物館が確立されていく中で、従来、世界中の博物館学者が文化的・自然的な有形物を収集保存し、研究し、展示し、交換することに携わってきました。

文化は形をとって現れるだけでなく、無形の要素を通しても顕現します。こうした無形文化は、人間の思いのこもった物や場所とともに、言語、音楽、演劇、態度、身振り、風俗、習慣その他を通して、世代から世代へと受け継がれます。

世界各地の独自の文化遺産は、発明、普及、変容、継承の過程で形成されます。たとえば、音声、価値観、伝統、言語、口承、民俗生活、創造性、適応性、固有性を含む一民族の無形文化遺産は、料理、衣服、住居、伝統技術、宗教行事、態度、習俗、芸能、語りを通して具現すると一般に信じられています。

世界の博物館コミュニティは、有形文化財と同様に無形文化財にも領域を超えて取り組む必要性を認識するようになりました。文化遺産を総合的に保存していくにあたり、博物館は従来の中心活動である、収集、保存、研究、交換、展示、教育を継続していく必要があります。

ICOM 2004ソウル大会のテーマである「博物館と無形文化遺産」は、世界のあらゆる地域における文化的アイデンティティを推進し、グローバル社会における文化の多様性を理解していく上で、大きく役立つことでしょう。この活動を通じて、われわれは、平和な時代とコミュニティの構築に貢献することができるのです。


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